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料金・契約

身辺警護(ボディガード)の費用相場と見積の決まり方

公開 読了 約8分執筆:株式会社OU警備保障

身辺警護(ボディガード)の費用は、警護員の人数・時間・場所・リスク評価で決まる個別見積が基本です。業界の一般的な目安としては、警護員1名1日あたり3.6〜5.4万円が中心帯とされ、深夜・緊急の割増と交通宿泊の実費が加わります。この記事では相場の見方、2名体制が基本になる理由、見積に必要な情報、安さだけで選ばない判断軸を説明します。なお、記事中の金額は業界の一般的な目安であり、当社の料金ではありません。

身辺警護の費用相場(業界の一般的な目安)

身辺警護の料金は会社ごとに大きく異なり、公的な基準単価もありません。そのうえで、公開されている各社の料金例から見える一般的な目安は次のとおりです。いずれも警護員1名あたりの金額で、業界の一般的な目安であり、当社の料金を示すものではありません。

  • 1日(8時間程度):3.6〜5.4万円が中心帯
  • 短時間(4時間程度):2.75〜6万円程度。短くても準備と移動の工程は変わらないため、時間単価は高くなります
  • 24時間:6.8〜12万円程度。深夜帯の割増と交代要員の考え方で幅があります
  • 月額(役員警護など継続契約):数十万円から。日数・時間帯・随行範囲で大きく変わります
  • 割増:深夜・早朝、緊急のご依頼、急な増員には割増が加わるのが一般的です
  • 実費:交通費・宿泊費は別途実費請求が一般的です
上記は業界の一般的な目安であり、当社の料金ではありません。私たちの見積は案件ごとの条件で算定し、書面で提示します。

費用を決める5つの要素

見積額を左右する要素は、大きく5つあります。ひとつ目は人数です。2名体制が基本で、会場の規模や相手方の人数、動線の複雑さによって増えます。ふたつ目は時間と日数で、拘束時間に応じて算定し、最低稼働は1日です。

三つ目は場所です。遠方の案件は前日現地入りの日当と宿泊費、交通費の実費が加わります。四つ目はリスク評価で、相手方の有無や経緯、過去の接触の状況によって、配置人数や事前踏査の深さが変わります。

五つ目は時間帯と緊急度です。深夜・早朝の警護、直前のご依頼、急な増員には割増が加わります。逆に、日程に余裕があり、昼間で、場所が近いほど費用は抑えやすくなります。

なぜ警護員は2名体制が基本なのか

「1名でいいから安くしてほしい」というご相談は多くいただきます。それでも私たちが2名体制を基本にしている理由は3つあります。

第一に、警戒の死角をなくすためです。1名では、警護対象者の前方を見ているときに後方が見えません。第二に、緊急時の役割分担です。不審な動きがあったとき、1名が警護対象者を退避誘導し、もう1名が警察への通報と周囲の警戒にあたる、という同時進行が必要になります。

第三に、交代と連絡です。長時間の警護では休憩と交代が不可欠で、現場責任者とお客様、会場スタッフとの連絡を取りながら警戒を切らさないためには2名が最低限です。1名での警護は、条件によってお受けできる場合もありますが、できることの範囲が狭くなることを契約前にご説明します。

見積に必要な情報

正確な見積には、次の情報があると早く進みます。すべて揃っていなくても構いません。分かる範囲でお伝えください。相手方の身元を調べることは行いませんので、「気になる人物がいる」という事実だけで十分です。

  • 誰を警護するか(人数、顔や本名を伏せたいかどうか)
  • いつ・どこで(日程、時間帯、会場や移動の区間)
  • 何が心配か(相手方の有無、これまでの経緯、警察・弁護士への相談状況)
  • 移動手段と宿泊の有無(車両の手配が必要か)
  • 会場図やタイムテーブル(イベントの場合)
  • ご希望の体制(目立たない配置にしたい、女性警護員を希望する、英語対応が必要など)
法人の方にはオンライン初回相談(30分・無料)をご用意しています。個人の方は匿名でご相談いただけます。

見積書で確認すべき項目

見積書を受け取ったら、金額の大小よりも先に、次の項目が明記されているかを確認してください。警備業法第19条は契約前書面の交付を義務付けており、見積の段階でこれらが曖昧な会社は、契約後に追加請求が発生しやすいと考えられます。

確認したいのは、警護員の人数と拘束時間、日数、前日現地入りの有無とその費用、交通費・宿泊費の扱い(実費か定額か)、深夜・早朝・緊急の割増率、中止・変更・延長時の規定、そして賠償責任保険の加入と補償内容です。費目は一般に「警備業務委託料」となります。

私たちは、これらをすべて見積書に明記し、契約前書面でご説明したうえで契約を結びます。お見積りは無料です。

安さだけで選ばない:判断の軸

身辺警護は、何も起きなければ「無駄だった」と感じやすいサービスです。だからこそ、安さで選びたくなる気持ちは理解できます。ただ、相場を大きく下回る料金には理由があります。4号区分の教育を受けていない警備員が配置される、1名体制で死角が生まれる、事前踏査を省いて当日初めて会場を見る、保険に入っていない、といったことです。

選ぶ軸としておすすめするのは4つです。公安委員会の認定番号と4号区分の指導教育責任者の有無、賠償責任保険の加入、契約前書面の交付、そして「できないこと」を率直に説明するかどうか。「どんな相手でも対応できます」と言う会社より、「私たちにできるのは警戒と退避誘導、警察への通報です」と言う会社の方が、法律を理解していると私たちは考えています。

費用を抑えたい場合は、料金を値切るより、日程を絞る、同行の区間を限定する、昼間に設定する、といった組み方の工夫をご提案します。費用のご不安も含めて、まずご相談ください。

よくあるご質問

Q.ボディガードを1日頼むといくらですか?
業界の一般的な目安として、警護員1名1日あたり3.6〜5.4万円が中心帯とされています。これに深夜・緊急の割増や交通宿泊の実費が加わり、2名体制が基本のため1日の総額はその2倍程度からが目安になります。この金額は当社の料金ではなく、私たちの見積は案件ごとの条件で算定し、無料・書面で提示します。
Q.数時間だけなら安くなりますか?
時間が短くなれば総額は下がりますが、業界の一般的な目安では4時間で2.75〜6万円程度と、時間単価は1日の場合より高くなります。事前踏査や移動、計画の作成は時間の長短に関わらず必要なためです。私たちは最低稼働1日を基本にしており、短時間のご希望は条件によりご相談に応じます。
Q.費用はどの時点で確定しますか?追加請求はありますか?
現場条件を確認したうえで書面の見積を提示し、契約前書面でご説明した内容で確定します。延長・増員・日程変更があった場合の規定は、見積書と契約前書面に明記します。見積にない費目を事後に請求することはありません。
Q.個人でも払える金額ですか?
費用のご不安は率直にお聞かせください。日程を絞る、通勤の同行区間を限定する、引越し当日だけにするなど、費用を抑える組み方をご提案します。また、警護が適切でない場合や、警察・弁護士への相談を先に進めた方がよい場合は、その旨を正直にお伝えします。相談だけで終わっても構いません。
Q.見積や相談にお金はかかりますか?
かかりません。お見積りは無料で、法人の方にはオンライン初回相談(30分・無料)もご用意しています。個人の方は匿名でご相談いただけます。

この記事について

株式会社OU警備保障(熊本県公安委員会認定 第93000308号)が、警備業法・公表資料・自社の運用に基づいて執筆しています。料金・制度は変わることがあるため、最新の内容はお問い合わせ時にご確認ください。

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